sigma

統計に関すること

標本平均と標本分散の分布

今回は標本の平均と分散がどのような分布になるかをシミュレーションします。 今回やりたいこと 標準正規分布に独立に従うサイズnの標本について、その平均と分散がどのような分布になるか、nを動かして調べます。 例えば以下のコードを実行すると、平均μ=0…

順序統計量とベータ分布 2

unaoya-sigma.hatenadiary.jp に引き続き、順序統計量の分布について調べていきます。 この記事の目標は、一様分布に独立に従うサイズnの標本のp番目の値がどのような分布に従うかを計算することです。 順序統計量とは 順序統計量というのは、標本におけるあ…

順序統計量とベータ分布

unaoya-sigma.hatenadiary.jp の続きで、標本の中央値の分布がどのようになるかを調べていきます。 また、より一般に順序統計量というものについて調べます。 順序統計量というのは、標本におけるある順位の値のことです。例えば、最大値や最小値、中央値な…

平均値と中央値の比較

ある確率分布からのサイズnのサンプルの標本平均と標本中央値の比較をシミュレーションしてみました。 n=11, 101, 1001の3パターン、分布は一様分布、正規分布、指数分布の3パターン、それぞれサンプリングして標本の平均と中央値をとるというのをN=1e+5回繰…

検索量を用いた状態空間モデルによる売上予測

この記事はStan Advent Calendar 2018 qiita.com の23日目の記事です。本記事では状態空間モデルを用いた時系列予測について実データでの分析例を紹介します。 2015年度人工知能学会全国大会(第29回)での論文、 状態空間モデルを用いた検索トレンドとペー…

Edwardをさわってみた

こちらはTensorFlow Advent Calendar 2017 - Qiita14日目の記事です。 今年何度かEdwardという単語を目にして、気になっていたのでさわってみることにしました。Edwardについては、以下のスライドで紹介されています。 確率的プログラミングライブラリEdward…

WAICとWBICによる混合Gauss分布のモデル選択

Stan Advent Calendar 2017 - Qiitaの12/7の記事です。 Stanによる混合Gauss分布のパラメータ推定のモデル選択をWAIC及びWBICで行なってみます。 statmodeling.hatenablog.com 上記の記事で1次元の場合にされていることを今回は2次元でやってみました。 WAIC…